こんばんにちは!

本日は全く虫は関係の無い内容です。
以下本題。

今日は大震災から8年。
当時高校生だった私は学校で町が津波に呑み込まれていく映像を見て、とんでもない事が起こっていると感じた。
当時は島嶼部へ家族とは離れて暮らしていた。東京都でも震度5~6と聞き、実家や親の携帯へ安否の連絡を入れたが回線が混乱しており連絡が取れなかった。
数日連絡は取れず、とても心配していたが連絡が取れたときは本当に安心したことを覚えている。
当時の同級生の何人かは災害派遣で救助活動を行っている自衛官を見て、憧れて高校卒業後に自衛隊に入隊した。
先日、そんな同級生から連絡があった。
3年ほど前に1人目の子どもが産まれた時にも会ったのだが、今度は2人目が産まれたのだそうだ。
前に会ったときに、『最近は中国との摩擦が拡大している。北朝鮮もミサイルを撃っている。いつか防衛出動が発令されて任務へ出るかもしれない。また震災で原発事故が起こるかもしれない。正直言うと怖い。この子の将来を死んで見られなくなるかもしれない。奥さんを未亡人にしてしまうかもしれない。でも、自衛官だから。他の人にそういった状況になって欲しくないから行くんだ。』と。

そして私の父も警察官で震災後に福島県福島第2原発周辺の避難区域へ派遣されていた。
火事場泥棒という人の道を外れた行いを行う輩を警戒するためだ。
当時はまだ放射能汚染が酷い状況の中、40歳以上では、放射線被ばくにより誘発される甲状腺発がんリスクが認められない。との理由から安定ヨウ素剤は服用しないままでの任務だった。
母親は私にもそんな事を話してしまうのだからとても不安だったのだろう。
幸い、父は被曝も大したこと無くすみ、今でも元気に日夜、東京の治安を守っている。
昔は何かとイラつく父が嫌いだったが、YouTubeの発達により、一般人の撮影した動画に父が出て仕事を行っている姿を見て、とてもカッコよく、とても頼もしく、大変な仕事をしてここまで育ててくれた事を感謝している。

私達の日常が普段通り行えるのも影ながらいざというときに自らの家族を犠牲にしてでも他人を救う人たちの覚悟あってこそだと私は思っている。